吉田鋼太郎主演『東京センチメンタル』登場人物が全員「こじらせ」!?

いくつになっても恋をしたい…大人のラブストーリー

2018/03/30 06:30


 

■女性の夢を詰め込んだ楓

吉田鋼太郎,吉瀬美智子,青柳翔
(画像提供:©テレビ東京『東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~』

吉瀬美智子演じるヒロインの秋本楓は、美人の料理教室の先生。卓三がいつものように一目惚れしてしまうが、過去に恋愛の痛い記憶がある。悪意(他意)なく思わせぶりな言動をしてしまう、ある意味で魔性の女性。

祖父江さん:年上からも年下からも言い寄られる。しかもどちらも素敵な男性で…ある程度の年齢を重ねた女性だったら、“ああなりたい”と思うような夢を詰め込んだ女性。しかも、ちょっとズルいところも…。

ドラマの中で卓三と食事に行った後に、年下の増田の花屋へ行くシーンがあるのですが、「なぜ、その状況で増田のところへ行く!?」っていう。(笑)

楓は不倫をしていたことから、恋に臆病な設定なのですが、女って不倫をすると恋をすることの幸せの味が、一度わからなくなると思うんです。そこから一歩、踏み出せるのか…というのが、楓の注目ポイント。

それに、いくつになっても恋愛していたいけど、ガッといくのは怖い。年下に探り探りチョッカイ出してるのが楽しそうだし、年上男性のラクな感じと年下男性とのドキドキ――どっちもっていうのが、うらやましいですよね。


卓三と接近するプロセスも、「あ。そこ自分から行っちゃう?」と思わせぶりで、確かに魔性っぷりが高め。でもその割には踏み込まないところに、こじらせ感が漂う。


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■ライバル・増田の一途さ

吉瀬美智子,青柳翔
(画像提供:©テレビ東京『東京センチメンタルSP~御茶ノ水の恋~』

今回の見どころのひとつは、はっきりとライバルが出てくる三角関係。楓をめぐって争うのは、青柳翔が演じる若いイケメンで花屋を営む増田慎之介。

阿部さん:イケメンなのに恋愛が下手っていうか、ちょっと苦手に感じる女性も、いるかもしれないですね。


祖父江さん:なんかある意味、田舎のヤンキー的な一途さというか。輩(やから)・増田、「傷ついた楓さんを俺が助ける!」的な。(笑)


阿部さん:不倫にどっぷりだった年上女性に、一目惚れとはいえロックオンするって、なかなか行けないと思うし、花屋とはいえ30代半ばで好きな女に花を一輪差し出すって…できないかなぁ。


一途が行き過ぎて、ちょっと攻撃的になりがちな増田も、かなりこじらせ度は高め。

ネタバレになるので詳しくは言えないのだが、瞬間的な一途さでは負けてない卓三 vs 増田。年齢もタイプも違うこの二人がそれぞれ楓を想い、互いに牽制しつつ、どう振舞うのかが物語の大きなポイントだ。

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■柴田に彼女出現で大盛り上がり
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