ショップ店員が勤務中に出血、切迫流産に 「計画的に子作りを」投稿に賛否

「妊娠中も、お金のために仕事を続けたい」妊婦の同僚を職場全体でフォローしようとしたのだが…

2018/05/23 06:00



■投稿者に「マタハラ」の指摘が相次ぐ

妊娠中の同僚の身体や、お腹の中の赤ちゃんのことを気遣いつつも、「仕事を辞める」ことを勧める投稿内容に、投稿者に対し「マタハラではないのか」という指摘が相次ぐ事態に。

・今の時代の人とは思えないようなマタハラ発言ですね


・その人の味方するわけではないけど、その人が計画的に子作りした結果でも、同じ事が起きる予感…。お金っていくらあっても不安な人は不安だからね。旦那がいても、貯金あっても、切迫になっても働き口に、必死で食らいつく人はいる。いろんな考え方の人がいる時代ですよね


・気持ちはわかるけどその考え方はマタハラ的と言われてもしょうがない。私は子育てしたいから辞める派だけどね。子供生んでからも仕事を続けるようにするのもある意味計画内だと思うよ


たとえ計画的に子供を作ったとしても、妊娠中も「お金のために働きたい」と思う人は、今の時代いくらでもいる…という声は、多くの共感を得ている。


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■投稿者に共感する声も多数

しかしながら、投稿者に共感を示す声も多数あげられている。

・マタハラじゃないですよー。一緒に仕事してたらやっぱりそういう風に思ってしまいますもん! 真面目に熱心に働いていたら尚更。んでそんなことになったのにまだ働くんだよ、なんで働かせるの許可するんだよ上司! 正直一緒に仕事したくないって思ってしまいますよ。私も、過剰なハラスメントを煽る世の中の風潮に疑問を持つときがあります


・個人がどうにかするんじゃなくて、会社がどうにかすべき問題とは思うけど、そんな産休育休がバッチリとれます! 働いてる人のフォローもできます。なんて会社このよにどれだけあるの。フォローされてないのに、周りにばかり負担かけられたらしんどいよ。マタハラになるから、って周りは負担ばかり強いられるのかぁ。違うハラスメントになりそうね


・辞めなくてもいいけど赤ちゃんのことを思うと早めに産休に入ってくれって思うかもしれない


「マタハラになるから、仕事の負担が増えても何も言えずに耐えるしかない」という状況も改善されるべき、との意見も。最終的には「会社に問題があるのでは」という声もあげられている。


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■働く女性の「妊娠」問題は深刻

しらべぇ編集部が全国の20~60代の女性361名に「妊娠の報告」について調査を実施したところ、およそ3人に1人が「報告をしずらいと思った経験がある」と回答した。

(©ニュースサイトしらべぇ)

働き盛りであり、妊娠に適した年齢である20代~30代では、過半数を超える非常に高い割合に。

子供の数が減り続けている我が国日本。その根底には、働く女性が妊娠しずらい環境に置かれていることも、要因のひとつと言えるのではないだろうか。

同僚が妊娠し、それを周りがフォローする…人手不足問題とも重なり、職場体制の問題は、非常に根深く深刻である。

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(文/しらべぇ編集部・もやこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の妊娠経験がある女性361名(有効回答数)
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