『太鼓の達人』窃盗事件で少年3人が警察に出頭 その深層を関係各所を取材した
「太鼓の達人」窃盗事件の深層とは…関係各所を取材して分かったこととは。
■他店でも被害が
しらべぇ編集部は、他の店も取材した。ラウンドワン横浜西口店では「太鼓のバチの盗難が頻繁に起きている。多い時は、1週間に1回持って行かれてしまう」と話す。
東京ジョイポリスでは「太鼓の達人は、2001年の発売当初から導入しており、非常に人気がある機種。当館では、盗難事案は起きていない」と答えた。
ウィザード社の丹羽氏は、「バチは頻繁に盗難にあっていた。メーカーの正規品は高いため、安いバチを大量に購入してそれを使っていた」と苦しい胸の内を明かしてくれた。
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■ゲーセン業界の深い事情
ゲームセンターは、少ない人数で多くの業務をこなしている。そのため、充分に目が行き届かない場所があり、昔から盗難が多かった。
しかし、昔あったゲーセンの暗いイメージを払拭するため、そして、「『どうせ捕まらないだろう』という思いで、盗難されても泣き寝入りしていた事情があった」と丹羽氏は話す。ラウンドワン横浜西口店でも、バチの盗難を警察には届け出していない。