『イオン』感染予防のため大変更した「エレベータ利用法」 単純明快と話題
新型コロナウイルスの感染防止策として「イオン」「イオンスタイル」の一部店舗で実施している、エレベータ内の“密”回避策が斬新だとネット上で話題になっている。
新型コロナウイルスの感染防止策として「イオン」「イオンスタイル」の一部店舗で実施している、エレベータ内の“密”回避策が単純明快でわかりやすいとネット上で話題になっている。
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■「エレベータの定員制限」
緊急事態宣言に合わせて臨時休業に入った「イオンモール」「イオンショッピングセンター」などの大型施設。一方、それらの施設内など全国約400店舗を展開している総合スーパー・食品スーパーの「イオン」「イオンスタイル」は、地域のライフラインとして営業を続けてきた。
店内が混雑することを防ぐため新聞折込チラシ配布を中止したほか、妊婦や高齢者が優先的に利用できる時間帯を一部店舗に設けるなど、感染防止策を次々講じてきたが、中でも4月上旬から実施していた「エレベータの定員制限」が着々と浸透しつつある。
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■わかりやすく十字のテープ
ゴールデンウィーク終盤、都内のイオンスタイルに行ってみると、エレベータホールには「ご利用の際のお願い」という注意書きが貼られており、「当面の間、エレベーター内乗車定員を4名さままでとさせていただきます」との文字。
エレベータは10数人乗れるタイプのものだが、床には十字にテープが貼られており、そのスペースの端に1人ずつ乗車せよと図示されていた。つまり狭いエレベータ内で他の客との密接を防ぐための方策というわけだ。
このルールを多くの人が守っており、エレベータ前には定員オーバーのため乗車を一度あきらめる客や、エレベータホールの密集を避けるために階段利用に切り替える客の姿もあった。
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■「36人乗れるエレベーターが」
この対策方法はツイッター上でも話題に上がっており、「36人乗れるエレベーターがコロナ対策で定員4人に制限されてた」「イオンのエレベーター、四人超えたらブザーなる仕様で、30秒で閉まる。これは初めて見た!」と実際の体験談を添えつつ、驚きの声を上げるユーザーが続々。
一方で、「ソーシャルディスタンス対策さすが」「工夫してて好感持てる」「対策がすごい」「これあればみんな守るよね!」とシンプルながら効果的な施策に称賛を送る声も多く見られている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)