コロナの影響で「応募が殺到している仕事」とは 転職市場に起きた変化
転職市場にも影響を及ぼしている新型コロナウイルス。現状についてキャリアコンサルタントに聞いた。
■小売や医療の募集状況
新型コロナウイルスが感染拡大する中でも、生活を守るために営業を続けるスーパーなどの小売業界や、医療現場で人手不足が加速していると聞くが、実際はどうなのだろうか。
浅賀さんいわく、どちらの業界も緊急性が高いため、短期アルバイトや中途採用は「即戦力を求めている」とのこと。
小売であれば、スーパーの他にもドラッグストアやホームセンターがそれに該当する。また、医療は看護師や介護福祉士など、現場においても「専門職」とされる人材の需要が高いそうだ。
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■短期雇用や大学生アルバイトの重要性
浅賀さんの知り合いで、介護士の資格を持ちながら他の仕事をしている人が、医療現場の現状を見て「手助けをしたい」という声を上げているそう。
浅賀さんは、こうした潜在的ニーズを活かし「短期雇用を国から後押しすることによって、人手不足の現場を少しでも円滑にすることができると良いですね」と理想を語る。
アルバイトに関しては、必要としているところも多くあるそう。そのため「大学生アルバイト数を増加させ、将来の日本を担う若者を少しでも救ってほしいと思います」と、アルバイトが無くなり困っている学生に対して支援の目を向けた。
新型コロナウイルスの猛威により、大きな変化を見せる転職市場。この先どのような状況になるかわからないが、転職を考えている人は今回の話を参考にしてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)