テイクアウトも自粛すべき? コロナ禍で行なうべき「ひと工夫」とは
外出自粛が促される昨今、飲食店では営業を自粛し、テイクアウト・宅配のみの提供にしている店舗も少なくない。そんななか『Yahoo! 知恵袋』に投稿されたトピックが話題を呼んでいる。
■テイクアウトを行なう店舗に聞いた
では、テイクアウトに舵を切った飲食店の実情はどうなっているのだろうか。記者(私)は外出自粛の影響を受け、テイクアウトや宅配販売を新たに始めた飲食店店主に取材を行なった。
店主に新型コロナウイルスの怖さについて質問すると「営業中はもちろんマスクと手袋は着用してるし、お客さんも気を使ってマスクをつけて買いに来てくれるので、大きな心配はしてません。あと事前に電話を貰えれば対面時間の削減もできると思います」と安全性を説明してくれた。
また自粛警察の被害にあったことがあるか聞いてみたところ「さすがにないですね…。近所に過激な人がいなくて助かりました」と笑いながら語っている。
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■2割が「テイクアウト増えた」
また、店主は「店内営業もしてますがほとんどお客さんは入りません。ほぼテイクアウトの注文だけですね」とも語ってくれた。どうやら来客は大多数がテイクアウト目的のようだ。
ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10代〜60代の男女1,880名を対象に調査したところ、全体の21.1%の人が「新型コロナ流行以降、テイクアウトで購入する頻度が増えた」と回答している。
安全に商品を受け取るために、事前に電話を入れておくといったひと工夫を考えることがテイクアウトを楽しむコツなのかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)