日焼け止めを塗る季節 そのまま「マスクを漂白しないほうが良い」ワケ
布を使ってマスクを手作りする人が増えた昨今。漂白剤に浸けるとピンク色になる現象が…
新型コロナウイルスによるマスクの品薄を受けて、マスクを手作りする人が多く見られた昨今。清潔さを保つためにも、こまめな洗濯が欠かせないだろう。
■日焼け止めと塩素系漂白剤の関係
厚生労働省及び経済産業省が「布マスクの洗い方」について解説した動画を観ると、汚れが気になる場合は塩素系漂白剤を使用することを勧めている。
しかし、SNSでは「マスクを漂白剤に浸けたら真っピンクになった」との声がちらほら。じつは、紫外線が気になるこの季節に使用される「日焼け止め」がマスクに付着したことにより、塩素系漂白剤と化学反応を起こしているようだ。
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■洗剤で日焼け止めを洗い流そう
マスク以外の衣服にも起こり得る、日焼け止めと塩素系漂白剤の化学反応。この「布がピンクになってしまう現象」について、「ハイター」などの商品を展開している花王はホームページに説明を掲載している。
そのページによると、生地自体がピンクに変色したわけではないそうだ。もしピンクになってしまった際には、「衣類に残った日焼け止めを、洗浄力の高い濃縮タイプの液体洗剤で落とすことをおすすめします」と書かれている。