吉本芸人、給与明細で事務所の対応に驚き 「こんなことされると…」
吉本興業所属のお笑いコンビ・バンビーノの藤田裕樹がブログで給与明細を公開。コロナでキャンセルとなった仕事のギャラが一部振り込まれていたことを明かした。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、イベントがなくなってしまったエンタメ業界。
給料への影響は避けられないところだが、そうした中で人の温かさを実感する人も。吉本興業所属のお笑いコンビ・バンビーノの藤田裕樹のブログに注目が集まっている。
■コロナ中止のイベントのギャラが…
この日、藤田は会社から給与明細が届いたことを報告。「コロナでばらし(中止)になっていた各劇場の寄席イベント、全て給料として振り込まれていました」と続ける。
添付された写真を確認すると「『コロナ中止』ルミネtheよしもと平日14時の部」など、ギャラの明細が事細かにかかれており、すべてに「コロナ中止」の文字が。
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■会社の対応に感無量
この振り込みについて藤田は「もちろん、全額給付ではないですが」としつつも、「ネタも何もしてないし、劇場にも行ってない、ただ家で息子たちと段ボール遊びしてたのに、です」と、仕事をしていない状況で振り込みがあったことに驚きを隠せなかったよう。
「それぞれのコンビにとなるとすごい金額を負担してくれてます」と吉本興業の懐の深さを語りつつ、「こんなことされると、会社のこと好きになっちゃうし、会社のために何かしたい そう考えちゃうじゃないですか」と感無量の様子だ。
そして、「『粋』がカッコいいとされる、芸人の世界」「吉本興業に『粋』なことをして頂いたので、所属の芸人としては、何がなんでも形にしてお返しします」と綴った。
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■人気芸人たちも休業状態に
新型コロナウイルスによって、多くの芸人たちが仕事に甚大なダメージが出ていることを語っている。
たとえば、オードリーの若林正恭は「こんなに休みがあるの久しぶり」とラジオで嘆き、有吉弘行はラジオ以外に仕事がなくなった結果、1日16時間スマホを触っていたことを告白。さらに、お笑い第7世代の旗頭として人気の霜降り明星も、4日ぶりに会ったことを同じくラジオで報告していた。
テレビやイベントへの出演がなくなり、給料にも大きな影響が出ている芸人たち。緊急事態宣言が解除され、少しずつ元の生活に戻っていけばいいのだが。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)