バトンリレー投稿人気も… SNS疲れ体験者が語る「止める」勧め

コロナ禍でネットワークを通した人との接し方について重要性が問われている中、SNSに「疲れ」を感じる人も多い。

2020/06/03 12:00



■疲れた経験を持つ人は…

SNSに疲れて利用を止めたと話すのは、20代女性のSさん。

「結婚して東京から友達の誰もいない秋田に嫁いだ。全てを捧げるつもりで移住したのですが、Facebookで都会の華やかな場所に集まる友人たちを見ていたら、寂しさがこみ上げてきて…。


羨ましさを隠して同調し『イイネ』をつけたり、称賛コメントをすることに疲れ、Facebookなど一切のSNSを退会した。余計なストレスがなくなって清々しています。SNSの世界はあくまでもネット上のもの。スパッと止めてしまえば、それで終わり。スッキリしますよ」


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■疲れを感じない人の声は?

一方疲れを感じていないと話すのは30代のAさん。

「SNSは情報収集のために利用している。自分から何かを発信したり誰かと繋がったりなんて行動はほとんどしていないので、バトンが回ってくることもありません。


自分の意見を世界に向けて投稿することには、相応の責任が伴う。また、人と繋がることに一定のリスクが伴うことを理解していれば、疲れることはない。


今は若い人が軽いノリで自分の顔や本名を出し、思ったことを気軽に投稿している。そんな軽いノリでは、トラブルが発生するのも当然。リスクが伴うことを理解するべきでは」


正しく利用すれば楽しいSNSだが、疲れてしまうことも多い。そんなときは一度利用を止めてみるのも、1つの手段だろう。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年10月28日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代のSNSユーザー860名 (有効回答数)
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