「ココス」朝食バイキング大復活も、その極端すぎるメニュー構成に絶句した
ココスの朝食バイキングが復活した。「コスパ最高」とネットで取りざたされるこの食べ放題を、記者が体験した。
■なんだあの肉は…
「…肉だ…!」と記者は心の中で叫んだ。なぜモーニングオンリーの時間帯にココス名物のハンバーグがでてくるのだ。そんな疑問が解決しないうちに、鉄板は隣に座っていた上半身パジャマ姿のおじさんの元に。「おっし、きたきた」とギラギラする目で、名物のハンバーグをナイフで切り、肉汁を溢れださせ、食べ始めていくのが見えた。
しかし待て。いまはモーニングオンリーの時間帯。なぜ通常メニューであるハンバーグを頼んでいる輩がいるのか。店員に聞くと「あ、10時からはランチメニューになるんです。なのでバイキングのお客様の終了時間である10時30分までの30分間はモーニングのお客さんと、ランチのお客さんが一緒になるんですよね」とまたもニッコリ。
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■微妙な評価に…
モーニングメニューが美味しくないわけではない。ただ、ココスにきたらあの鉄板、あの肉汁を楽しまねばもったいないのだ。ウシウシと肉を食べ進めるおじさんの隣で、納豆と白米、そして大量のポテトフライを食べる記者。ワナワナしているうちに時間は10時30分となり、気がつくとバイキングコーナーは撤去されていた。
長くなったが、総評を述べたい。
通常メニューの高いクオリティに比べると、朝食バイキングのクオリティは正直いうとちょっと残念な印象があった。麻婆豆腐やポトフなどのメインディッシュは日によって変わるらしいが、記者が行ったタイミングでは、もう残り少ない状況で、具材たっぷりのいいタイミングを逃していた可能性もありそう。それにしても炭水化物の比率が高すぎだ。
ただ、野菜の食べ放題と、パンの充実ぶりは特筆すべきものがあった。それにドリンクバーがついて680円はたしかに優れたコスパ。家から近いファミレスで毎日(店舗によっては土日祝限定)楽しめるというのも大きい。もっと早く入ってゆったり楽しめば、値段以上の価値を体験できるかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)