レジ袋有料化で横行する「カゴパク」 その卑劣な手口に立川志らくも憤り
27日放送『グッとラック!』では買い物カゴの盗難が相次いでいることを特集。その実態を知った立川志らくも怒りの声をあげていた。
27日放送の『グッとラック』(TBS系)では、スーパーで横行する買い物カゴの盗難、通称「カゴパク」について特集。番組MC・立川志らくが思わず呆れ返るような卑劣な手口に、ネット上からも多くの反響が上がっている。
■ひと月で100〜150個が盗難被害
レジ袋有料化後、スーパーやコンビニで発生している「レジハラ」「エコバッグ万引き」「ポリ袋ハンター」「レジ圧」などの問題。同番組はそれに続く余波として買い物カゴが盗まれるという「カゴパク」現象が多発していることを紹介した。
取材に応じた埼玉県内にあるスーパー「マルサン」の齋藤店長は、「7月になっていわゆるレジ袋有料化のタイミングで、ガクンとカゴの数が減った。ひと月で100〜150個は無くなった」と盗難に頭を抱えていることを吐露し、月3万円以上は損失が生じていることを明かしていた。
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■カゴパク犯に遭遇…!
盗難被害が増えた背景について番組では、「買い物はしたけどエコバッグを持っていない、レジ袋も買いたくない」という身勝手な理由があると推察。特に自動車で買い物に来る客がこの行為に及んでしまうケースが多いという。
取材クルーがスーパーの駐車場で取材を続けていたところ、まさに買い物カゴを車に乗せて盗み去ろうとする中年女性客を発見。車が発進する直前に制止させ追及すると「次に来た時、持ってくるつもりだった」と悪びれた様子もなく説明し、取材クルーを無視するように駐車場内に放置していた買い物カートとともにしぶしぶ返却を行なっていた。