日本初のりんご飴専門店がコロナ禍でも黒字決算 その秘訣を運営者に直撃
屋台とは全く違うりんご飴の秘密。店を経営する代表の熱い想いとは…
■黒字決算にできた理由
コロナ禍でも黒字決算を収めることができた一番の理由について、池田氏は「嘘をつかなかったから」と語る。「真摯にひたむきに、そして純粋にりんご飴の味と食感を追求してきた。結果として、お客様が『この店は潰してはいけない』と感じてくれたからだと思う」と話す。
SNS上には、「りんご飴がこんなにおいしいと思ったのは初めて」、「屋台のりんご飴とは全くの別物」、「りんごの酸味・甘さと、飴の甘さのバランスが絶妙」などといった称賛の声が並ぶ。
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■代表自ら現場に
「私は、あくまで現場主義。りんご飴を通して、お店のファンを増やしたい」と池田氏。コロナ禍で4月から6月まで店を閉めたが、池田氏自ら、丁寧に通販用の梱包作業を行った。飴が割れやすいのと、クール便での発送のため、慎重な作業になる。そのため、通販は毎日数量限定で提供。
店舗はソーシャルディスタンスを考慮した、コロナ仕様に改装した。来店客が安全に店を利用できるように、スタッフ全員で気を配りながら、現在は13時から20時までの短縮営業中だ。
最後に、「黒字になったのはお客様のおかげで感謝しかない。今後もこの店を潰さないように使命感を持って続けていく」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)