市川海老蔵、思わず泣きそうになった サラリーマン男性からのひと言
ジョギング中に声をかけてきたサラリーマンの男性。そのひと言に、市川海老蔵は目頭が熱くなったと明かした
新型コロナウイルスの日本国内での感染拡大により、厳しい状況に追い込まれている演劇界。歌舞伎俳優の市川海老蔵が、こうした状況下で舞台に立つことへの思いをブログで明かした。
■ジョギング中の男性の言葉
朝のジョギング中に、男性から「海老蔵さん、火曜日いきます」と声をかけられたという海老蔵。
現在、今月11日に福岡・博多座にて初日を迎えた『市川海老蔵特別公演』に出演中で、同劇場での公演は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、今年2月の公演が中止された時以来となる。
こうした状況を踏まえ、海老蔵は「嬉しいね！ 本当に、サラリーマンの方だと思う。今本当に大変な時なのに、演劇を見にきてくださるなんてさ」とつづっている。
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■「泣きそうになりました」
人気歌舞伎俳優である海老蔵であれば、ファンとのこうしたやりとりは決して珍しいことではないだろう。
しかし「なんかわからないけど、泣きそうになりました」「各々ドラマがあり、人それぞれ異なりますが、今のわたしには、今日のサラリーマンの方の優しい瞳が胸を打った」と、この男性からの言葉が、グッと心に染みたことをつづっている。
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■舞台再開にファンからもエール
博多座での公演再開について、海老蔵のブログ記事には「舞台再開、嬉しいです。涙ですね」「舞台引き続き頑張ってください」と、ファンからの応援メッセージが多数。
海老蔵はブログ記事の最後に「毎日、真剣に向き合ってます。向き合ってますが、なんか至らぬを知る」と現在の気持ちを記しており、この部分についても「ご自身にとても厳しいから、そう感じるのだと思います」「海老蔵さん毎日コツコツ頑張られてるお姿に私たちは勇気付けられています」と温かい言葉が寄せられている。
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（文／しらべぇ編集部・衣笠 あい）
