神田伯山、“バンダイの黒歴史”を講談調で語り起こす 「じつによくできたストーリー」

19日午後11時15分よりNHK BSプレミアムにて、『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』を放送。第1回は「“世界一売れなかった”次世代ゲーム機」。

2021/03/08 19:00



■伯山コメントが到着

放送に先立ち、収録を終えた伯山からのコメントが到着している。

伯山:おもしろかったですね。バンダイさんの「ピピンアットマーク」という黒歴史は僕も知らない話だったんですが、じつによくできたストーリー。いまや世界中にエンタテインメントを届ける企業が、かつてこんな大失敗をやらかした顛末が、言っちゃ悪いけどおもしろい。


(企業の黒歴史を講談で演じることについては)不思議とあまり違和感なかったですね。戦国時代でも現代でも、人がいろいろ失敗したり成功したりという人間ドラマはあまり変わらないですよね。


実際にロケで当事者にお会いしましたが、じつに良いキャラクターだったことも印象的でした。良いこともあれば悪いこともある。「禍福はあざなえる縄のごとし」とか「人間万事塞翁が馬」とかそういう僕が好きな言葉と一致する番組ですね。


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■「この番組自体がNHKの黒歴史になる可能性も」

伯山:講談の世界でも『点で見るのでなく、線で見る』という教えがありますが、黒歴史のとらえ方もそれと一致するかもしれません。失敗した部分だけがクローズアップされがちですけど、たとえ大失敗したとしても人生は続くわけで。


そこからどう立て直したのかという部分に目を向けていくのが大切かと。芸能界なんかでも叩かれたりなんだしたあとに注目を浴びなくなった人たちが“失敗”のその後をどんな風に生きていくのかということにも、僕はこっそり注目しています。


皆さんが喜んでくれれば第2回、3 回があるかも、ということですが、この番組自体がNHKの黒歴史になる可能性もあるので、応援してください。


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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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