「理想を超えた作品になった」 楠木ともり、『Forced Shutdown』に込めたこだわり
楠木ともりがこだわり抜いた2ndEP『Forced Shutdown』。各曲に込めた思いを本人に聞いてみた。
■共作で新たな刺激も
———「アカトキ」は声優の鳴海夏音さんが作詞に参加されていますね。かなり楽曲のスパイスになったのでは。
楠木:歌詞は夏音ちゃんの「感じたこと」「経験したこと」を中心に書いているのですが、私にはないポジティブさ・強さに胸を打たれました。1番の作詞を私が担当し、2番の作詞を夏音ちゃんが担当していて、並べてみると個性が出ていて共作の面白さを感じます。
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■感極まって涙も…
———そして4曲目は「バニラ」。サビに畳み掛けるエモーショナルな一曲ですが、コンセプトを教えてください。
楠木:20歳のバースデーライブに向けて書いた曲で、1番は家族や友人など支えてくれた人へ向けていて、2番は今応援してくださっている方や今後出会うであろう方々に対して感謝の気持ちを書いています。歌詞を書くというより、手紙や日記を書くイメージに近くて、他の曲に比べて直接的なワードが多く使われています。
———「バニラ」にはMVがありますが、何やら「良いハプニング」があったとか…?
楠木:そうなんです。最後のいいタイミングで涙が流れているのですが、あれは全然予定になくて。家族や友達、ファンの皆さんや応援してくださった方への感謝の気持ちが自然と出たものなので…演出ではないんです(笑)
■「一人の人物を紐解いたようなEP」
———まさに多種多彩の今作、キャッチコピーをつけるならどのような感じでしょうか。
楠木:「映画を見終わったような、一人の人物を紐解いたようなEP」ですね。完成した今作を自分で聴いたら、ドキュメンタリー映画を見た時のような気持ちになったので。
———では最後に、ファンのみなさんが今作を購入したくなるようなメッセージをお願いします!
楠木:自分にしかできない表現を詰め込んだ、こだわり抜いたEPになっているので、いろいろな視点から4曲共に楽しんでいただけたら嬉しいです!
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(取材・文/しらべぇ編集部・木根 大心)