RAD・野田、ロッキン中止に無念 「ここまで明らかで大きな矛盾」も指摘
出演予定だった音楽フェスが急遽中止に。「『ふざけんな』という気持ちです」などと長文メッセージを投稿した。
■個人的な想いは…
学生も多く参加する同フェス。コロナ禍により成人式や文化祭など一生に一度のイベントの機会を奪われ、大きな絶望を味わいながらも、開催を楽しみにここまでやってきた。
しかし、中止という残念な結果に。「こういった“大人の事情”でまた人生にとって大きなイベントを奪われ、それでもなお彼らは黙っていなければいけないのでしょうか」と野田。
「五輪同様最後まで開催を前提にあらゆる準備をする機会を与えてほしかったです。五輪中、五輪後のイベント開催の中止を今要請するというのは、あまりに横暴に感じます。極めて個人的な想いとしては『ふざけんな』という気持ちです」と率直な思いをぶつけた。
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■「明らかで大きな矛盾」と指摘
野田としては、五輪に対しては反対ではなく、安全に無事に開催されることを願っている。しかし、「様々なところから中止、延期要請が出されている五輪は開催でき、その期間中、または直後のフェス、イベントが中止せざるを得ないのかの説明は誰からもありません」と不満も。
さらに、4度目の緊急事態宣言発令の方針が決まったことにも触れながら「その期間中に五輪は開催されます。しかしその期間中また多くの企業や店舗、イベントがまともな補償なしに自粛を余儀なくされます」。
これらを「明らかで大きな矛盾」と指摘した上で「僕たちはどう生きたらいいのでしょうか。いい加減『違う』ことは『違う』と声をあげていい時だと思います」と訴えた。
数日前に中止の連絡をもらい、ここまで自分の中に溜まっていった個人的な気持ちです。 pic.twitter.com/8oiyFpqoiO
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) July 7, 2021
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(文/しらべぇ編集部・荒井どんぐり)