雨上がりの路地、あまりに危険すぎる凶器が出現 「これは恐ろしい…」と話題に
思わず目を疑ってしまう電源タップの使用法。あまりに危険すぎる光景が、ツイッター上で話題となっている。
■発見時の使用状況が怖すぎる…
まずは件のツイート投稿主・かっきーさんに、発見時の様子についてヒアリングしてみることに。こちらの電源タップは7月2日の17時ごろ、神奈川県の厚木市某所にある居酒屋で見かけたものだという。
「発見当時は、前日から当日にかけてかなりの雨が降っていました」と、前後の日にちの様子について振り返ったかっきーさんは「電源タップが雨ざらしになっていることに漏電などの危険を感じると共に、この状態に対して違和感を覚えない人がいることにも驚きました」と続け、いかに衝撃を受けたか語ってくれた。
なお件の居酒屋の様子については、「外での販売などはなく、外部のコンセントから電源タップに接続し、勝手口から厨房へ引き入れているといった感じでした」とのことで、発見から数日が経過しても屋外に電源タップが放置されていたというから驚きである。
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■プロも思わず驚愕
続いて話題のツイートの光景をオーム電機担当者に確認してもらうと、「雨などで濡れた場所で使用することは漏電による感電や火災の原因となるため、非常に危険です」「家庭用の電源タップは基本的に屋外での使用を想定しておりません」と、思わず目を疑ってしまうシチュエーションを冷静に分析してくれた。
もちろん雨に濡れない場所なら使用しても問題ない、というワケではなく、担当者は「雨に濡れない場所であっても屋外で使用し続けるとホコリなどが溜まり、火災の原因となる場合があります。 これはトラッキングと呼ばれる現象になります」と注意を喚起している。
またプラグやコンセント部分だけでなく、紫外線により被覆が劣化してコードの破れや損傷も起きやすくなり非常に危険なため、屋内向けの家庭用タップを屋外で使用する事は絶対に控えるべきである。
ちなみに屋内の使用時についても注意が必要で、担当者からは「トラッキング現象を未然に防ぐために、小まめな清掃をお勧めいたします」というアドバイスも見られた。
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■屋外で電源タップを使いたい場合は…
では屋外で電源タップが必要となった際は、どういったアイテムを使用すれば良いのか? こちらの疑問に対し、オーム電機からは「当社では防雨仕様の作業用延長コードのご使用を強くお勧めします」「二重被覆を使用していますので耐久性があり、未使用時には防水キャップのフタが水の侵入を防ぎます。 同様の三つ又コードも発売しております」という頼もしい回答が返ってきた。
なお、アウトドアなどで一時的に家庭用タップを屋外で使用したい…というユーザーのジレンマにも見事対応しており、電源タップを保護するための「コンセントボックス」も展開しているとのこと。しかし同商品も完全防水ではないため、「屋外への常設使用はお控えください」と、注意を促していた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)