小柳ルミ子、IOCバッハ会長の失言に憤り 「お人柄が集約されている」
バッハ会長の失言に憤る小柳。広島への訪問にも「広島の皆さんは歓迎なさるでしょうか」と疑問を呈している。
歌手・小柳ルミ子が16日、自身のAmeba公式ブログを更新。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長の“失言”への憤りをあらわにした。
■日本で「チャイニーズピープル」
東京オリンピック開幕に向け来日中のバッハ会長が、今月13日に組織委員会の橋本聖子会長と会談した際、「選手にとって、選手団にとって、そして最も大事なのはチャイニーズピープル(中国人)」と発言。
すぐに言い間違いに気づいたようで「ジャパニーズピープル(日本人)」と言い直したが、国内のみならず海外メディアでも大きく取り上げられ、批判が寄せられていた。
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■小柳「尊敬に値しない」
小柳は「私、LIVEで観ていて、バッハ会長のあの失言、怒りで脳の神経がプチプチ音を立てて切れそうでした。『チャイニーズピープル』この一言の失言に、バッハ会長のお人柄が集約されていると、私は思います。絶対に間違えてはいけない! しかも公の場で! 理解不能です!」と怒り心頭の様子。
自身がコンサートなどに出演する際には、「私のようないち歌手でさえ、お仕事を頂き、ステージに立つとき、主催者様のお名前を間違えてはならないと何度も何度も頭に叩き込みます。それが感謝の意であり、心です」と記し、「私は人として、あのような失言をなさる方は、尊敬に値しない」と改めて批判した。