今や都市伝説レベルのあの紙幣、店舗で使うとまさかの展開が待っていた
10代の店員にまさかの偽札扱いを受けた2千円札。ネット上では、知っているか知らないかで大盛り上がり。
■当時の状況を聞いてみると…
2千円札を束で所有する友人から、3枚ほど両替してもらったという司馬某さんだが、何の気なしに店で使用したところ、今回の出来事に遭遇。
店員に偽札と疑われた時の心境を聞いてみると、「え、偽札? 透かし入っているよな…と本気で偽札を出してしまったのではないかと心配しました。そこから店員さんと話をしていくうちに、2千円札を知らないことが分かり、二度驚きました」と笑いながら話してくれた。
しっかり偽札ではないことを説明するも、不安そうな顔でレジへ持っていった店員。しばらくしてから、「『使えました!』って笑顔で帰ってきた姿には癒されましたね」と当時を振り返る。なんて優しい世界なのか…。
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■沖縄県民にとっての2千円札
令和の現代では、少なくとも都内近郊では見る機会がほとんどない2千円札、沖縄では見る機会も多いとコメントされていたが実際はどうなのだろう。
こちらの疑問を沖縄銀行に投げかけてみると、「県内の流通量は把握できませんが、当行ではATMの払い出しで2千円札が出てきます。それでも、本州と比べて手にする機会は多いというだけで、沖縄県民も頻繁に使用していないのでは…」との回答が。
ちなみに、沖縄県内に店舗を構える6金融機関でつくる県銀行協会では、首里城再建の支援金として2千円札の県内流通量の増加分に応じた金額を、県に寄付する取り組みを行っている。沖縄に足を運んだ際は、2千円札を意識的に使ってみると良いかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)