現実世界とは思えないほど美しい山里の夜景 「本当に絵かと思いました」
奈良県の吉野山の夜景が美しすぎるとネットで話題。撮影者に詳しい話を聞いてみると…。
■撮影に至ったキッカケは…
幻想的すぎる吉野山の夜景、撮影に至った経緯をHisaさんに聞いてみると、「この撮影地は吉野山の花矢倉展望台という場所で、風景カメラマンなら必ず知っている有名なスポットです。そこでどうにか、理想の風景を撮れないかなと思い通ったのがキッカケですね」とのこと。
何度も通い、ようやく理想の風景を収められたのが今回の一枚。お気に入りのポイントを聞いてみると、「多すぎず少なすぎず、ちょうど良い雲海の量です。多すぎるとメインの金峯山寺が見えなくなりますし、一面に見える山々の尾根のシルエットも綺麗に出したかったので…」と丁寧に説明してくれた。
ちなみに一番苦労した点は、気象条件と現地の状況を考えて雲海のバランスを予想することだという。たしかにそればかりは、人の力ではどうにもできない。
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■印象に残る絶景も聞いてみた
各地の美しい風景を知り尽くしているHisaさんに印象に残る一枚を聞いてみると、北海道・斜里町にある「天に続く道」だと説明。ひたすら真っすぐに進む道は直線距離で約18km、高低差があるため本当に道の先が空まで向かっているように見える。なんて美しいのだろう…。
今回紹介した、2つの写真が魅力的なのは間違いない。ちなみにHisaさんはツイッターやインスタグラムで各地の風景を投稿している。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)