小泉孝太郎、『冤罪犯』でシリアスな刑事を熱演 過去の殺人事件の真実に迫る
30日放送の月曜プレミア8『冤罪犯』に小泉孝太郎が主演。7年前の連続殺人事件は「冤罪」だったのではと疑念を抱き、洗い直しを図る。
■「心の奥底にしまってあった執念を感じてほしい」
小泉と瀧本からしらべぇ編集部にコメントが届いている。
小泉: 香山というタイプの刑事を演じるのは初めてだったので、毎回現場での1つ1つのシーンが今まで経験した刑事物のドラマとは違う景色が広がっていました。
少し斜に構えた内面があり、しかし決して刑事として腐っている訳ではない、心の奥底に、燃える炎はしっかりと持っている。同僚や後輩からは取っつきづらく、心を開かないタイプと思われている香山が、捜査に本気になるまでの心の機微や、繊細な部分を大事にしようと演じました。
僕と相棒を組んでくれた美織ちゃんの初々しさ、かわいさは作品を明るく照らしてしてくれましたし、橋本さんと対峙したシーンは橋本さんの凄みを何度も肌で感じられ僕の財産になったと思います。特に屋上のシーンは忘れられないです。
香山の心の奥底にしまってあった、執念。そこを感じながら観て頂けたら嬉しいですし、ラストシーン、このドラマの終わりかたが、何て爽やかな余韻を残す刑事物なんだろうと個人的に大好きな終わりかたです。僕も車に乗り、窓を開ける度に香山を懐かしく思い出しています。
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■「心もお芝居も弾みました」
瀧本:香山主任に「初々しい」と何度も言われるくらい、まっすぐに人と向き合っていく刑事を演じさせていただきました。台本を読んで、上司に媚びることなく自分なりに事件を追及していく姿がかっこいいと思いました。
小泉孝太郎さんは、お忙しいのにそんな素振りを見せず、いつも穏やかで優しく接して下さり、佇まいがとても素敵で私もこんな風に現場にいたいと思いました。
じゅんさんとは久しぶりにお会いできとても嬉しかったです。たくさんアイデアを出して下さったことで、心もお芝居も弾みました。事件と共に、警察内部も大きく揺れ動きます。ぜひお楽しみください。
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(文/しらべぇ編集部・蒼羽 結)