取引先からワクチン未接種者へ“通達” 打たざるを得ない状況、どうすれば…
様々な事情でワクチンを打てない・打つことをためらっている人も。もし、強制的に打たざるを得ない状況になってしまったら…。
■接種は「強制されるものではない」
この相談に、「結論から言うと、従前ワクチンに対する強制の度合いや関与の程度ではありえるのではないでしょうか。ワクチンはある意味個人の判断やプライバシー、意思決定に大きく依拠すべき問題です。そうすると、他人から強制される性質のものではありません」と齋藤弁護士。
関連記事:薬丸裕英、ワクチン「打たない派」から考えが変わってきた理由
■万が一のことが合った場合には…
続けて、「そうすると、強力な権限を有している側からの強制の程度が強く、やむなく接種した結果、死亡等に至ってしまった場合には現実的に賠償請求の余地が生じるのではないでしょうか」と話しています。
・合わせて読みたい→お尻に新型コロナワクチン打つ試みをブラジルで展開 「あまり痛くない」と好評
(企画・文/弁護士・齋藤 健博)