果物王国の老舗菓子店“秘伝柿レシピ” 「甘みスッキリバターにもマッチ」
山梨県はフルーツ王国ということもあり、代々伝わる果物をおいしく食べる技は、実際にいくつかあるそうだ。
一番の旬を迎えている柿は、「kaki」として、アジアやヨーロッパでも通用するほど、国内外問わず人気がある。渋みのもとはタンニンで、アルコールを分解する作用があり、利尿作用のあるカリウムも豊富のため、二日酔いの朝に柿を食べるとよいともいわれている。
そんな中、老舗菓子店がオススメする“秘伝柿レシピ”が話題だ。
画像をもっと見る■秘伝を伝授
山梨県北杜市にある「金精軒」は、創業118年の老舗菓子店で、地元の果物や農作物を使った菓子を多く手掛けている。
今回公式ツイッター上に、「柿農家さんから『家族が柿嫌いで悲しい』というお話をうかがったので、金精軒48の必殺技のうちのひとつ『柿のカラメルシロップ漬け』を伝授しました」と投稿。
担当の小野さんに「金精軒48の必殺技」について尋ねると、意外な答えが返ってきた。
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■スイーツに大変身
小野さんいわく、「あれはキン肉マンの能力『48の殺人技』と、屋号の『金』をかけた冗談のつもりだった」と笑う。山梨県はフルーツ王国ということもあり、代々伝わる果物をおいしく食べる技は、実際にいくつかあるそうだ。
今回はその中のひとつ「カラメルシロップ漬け」を紹介。
薄く切った甘柿2個に対して、40グラムのカラメルシロップとコンビニエンスストアなどで売っているラム酒20ミリリットルを入れて、軽く混ぜる。そのまま30分置くと、まるでスイーツのように変身するという。