娘と手をつなぐ父親を人身売買と疑う女性 「正義感で暴走しすぎ」と非難の声
通報者が事の顛末をTikTokに投稿すると、軽率で身勝手な行動を責められることになった。
■本当に助けは必要だったのか
レイチェルさんは父親が店の薬剤師と話している隙を見計らい、女の子に「助けが必要ですか?」と問いかけたところ、女の子は非常に穏やかなトーンで「いいえ」と答えたそうだ。
それに納得しなかったレイチェルさんは、女の子の肩をつかみ、周囲に聞こえるような声で「助けが必要ですか?」と再度質問した。しかし返ってきた答えは、またしても「いいえ」だった。
その時点で父親も騒ぎに気づいて止めようとしたため、続いてレイチェルさんは店のマネージャーに通報したという。
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■男性は実の父親だが…
その後、男性が女の子の実の父親であることを証明した後も、レイチェルさんはこの一件が人身売買につながっていたと信じているという。「彼女がもし本当に危険な状況だったなら、今回の件で次に声を上げやすくなったと思う」と、自身の行動を評価している。
また、男性を通報した理由を「手をつないでるのを見た時、それがすごく奇妙な光景に見えたの」と語った。男性はそれに対し「それだけで、娘と手をつなぐこともできないのですか?」と答え、店を去っていったという。
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■人助けでもNGな行動
この動画に対しては「手をつないでるだけで不審に思われるなんて」「母親はよくて父親はダメなの?」と言ったコメントが寄せられた。また「あまりにも軽率で身勝手すぎる」「正義感で暴走しすぎ」と、レイチェルさんの行動を疑問視する意見が数多く寄せられていた。
児童虐待やDVなどの調査において、加害者のいる状況で声をかけたり直接的な手段に出ることはNGとされているため、彼女の行動はそういった面からも批判されているようだ。
詳しくは厚生労働省のホームページに「子供虐待対応の手引き」が掲載されているので、もしもそのようなケースに遭遇した場合は参考にしてほしい。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)