約2割が思っている「嘘について」の意見 臨機応変な対応を求める声も…
ときには“優しい嘘”も必要? 「嘘をつくことが絶対に許せない」と思う人の割合を調べてみたら…。
■どうしても許せなかった「妻の嘘」
編集部が話を聞いた50代男性は、妻に嘘をつかれた経験があるといい、「以前、妻が自分に内緒で、友達とランチに行っていたことが判明して喧嘩になったことがあるんです。僕には『買い物に行っていた』など、適当な嘘を伝えていました」と当時を振り返る。
妻も夫を思って嘘をついたようだが、「『夫の仕事中に、遊んでいて悪いから』と気を使ってくれたようですが、そこまで心が小さい人間と思われていたほうが嫌でした。なによりも、嘘をつかれていたことが腹立たしくて…」と納得していないようだ。
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■相手を思いやる嘘であれば…
一方で、ときには嘘も必要だと考える30代女性は、「事実を言うことが、行動としては正しいのかもしれません。しかし相手を傷つける可能性があるようなことを、わざわざ言う必要はないと思います。必要ならば、ときには嘘をつくべきです」と語る。
相手を思いやる嘘ならいいと思っているようで、「後輩と社内恋愛している男性社員は、昔に同期の女性と付き合っていたんです。知られるとややこしくなるため、元カノのことは嘘をついていて…。ただこれは、ついてもいい嘘だと思うんです」と話した。
嘘をつくことは基本的に不誠実とされるが、わざわざ真実を伝えることで相手を傷つけてしまう場合もある。多くの人は、状況によって“優しい嘘”をつくことも必要と考えているようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
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