東京事変・亀田誠治が『新美の巨人たち』OP&ED担当 「新しくて懐かしい楽曲」
4月より『新美の巨人たち』のテーマ曲がリニューアル。楽曲を手掛けた東京事変・亀田誠治氏が制作秘話を語った。
■さまざまな入り口がある曲にしたい
――曲が完成するまでの経緯についてお聞かせください。
亀田氏:(曲を作るにあたって)今まで『新美の巨人たち』を見てらっしゃった方々に対しても、新しく見はじめる方々にとっても、入り口がすごく新鮮で、どこか懐かしいみたいな、そんな入り口がさまざまなところにある曲にしたいなと思いました。
オープニングは、まずピアノでポロポロとメロディーを考えて作り始めて。イントロのフレーズを思いついたら、もうそこから先は水が流れていくかのごとく、メロディーができていたという感じです。
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■懐かしい気持ちをイメージ
亀田氏:懐かしい気持ちって、やっぱり今までどこかで見てきた風景とか、どこかで聞いた音とか、どこかで会った人とか、そういうところからインスパイアされると思うんですね。
それは作り手の僕らもそうですし、受け取る側の視聴者の皆さんもきっとそのはずで、皆さんが生きていくなかで、出会ってきた風景や人や音やそういったものをイメージしながら…ある意味日常ですよね。
そして自分が音楽を通じて体験してきたこと、それ以外に人生の中で経験してきたこと、小さいときから大人になる今までに体験したものを、全部フィルムにして、もう1回立ち返って戻っていくみたいな…何かそういうイメージです。