東京事変・亀田誠治が『新美の巨人たち』OP&ED担当 「新しくて懐かしい楽曲」

4月より『新美の巨人たち』のテーマ曲がリニューアル。楽曲を手掛けた東京事変・亀田誠治氏が制作秘話を語った。

2022/03/25 10:00


 

■新しくてどこか懐かしい楽曲

亀田氏:そこから、新しくてどこか懐かしいとか、自分の中でいくつかのキーワードが生まれてきて、それをオープニング、エンディングそれぞれの風景になぞらえていこうと考えた次第です。オープニングのほうはある意味快活なもの、エンディングは落ち着きのあるもの…というような具体的な注文は、1回目の打ち合わせのときにされました。


(これまでの放送を)観たうえでも、実際、曲を作るときに思い浮かべる風景は、番組を見ている人にアートが寄り添っている、そんな日常に尽きるというか。自分も生活の中でいろんな瞬間に、音楽だったりアートだったり、いろんなものにヒントを得たり、救われるというか癒される。渇いた心に水やりをしてもらっているような気持ちになります。


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■受け取る人に寄り添う作品を

亀田氏:本当にいつも音楽やアートに僕は感謝の気持ちを持っていて。やっぱり自分の作る作品も、もしくは自分が関わっていく、関わらせていただく作品も、受け取る人の生活の中にすっと入って寄り添っていくものを常に作りたいと思っています。


これはバンドのプロデュースをするときも、ソロのシンガーのプロデュースをするときも、僕が常にモノを作るとき、音楽を作るときに一貫してポンっと入るスイッチなんです。


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■さまざまな入り口がある曲にしたい
ベーシスト音楽プロデューサー亀田誠治新美の巨人たち東京事変公式YouTubeチャンネル制作秘話
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