デーブ・スペクター、ポッドキャストを不要論を展開 「絶対に出ない」
昨今需要が高まっているというポッドキャストについてデーブ・スペクターが「ラジオでいい」「スカイツリーを倒せ」とバッサリ斬った。
■「ラジオだからおもしろい」
デーブは「ラジオだからおもしろいんですよ。今、Radiko ってネット配信ですけど、基本的にスカイツリーから電波を出してるんですよ、それがいいんですよ。じゃあ、スカイツリーを倒せよって極論」とバッサリ。
さらに「バラダンだって、スカイツリーから出しているからいいんですよ。真面目な話ね、『バラいろダンディ』はYouTubeだけになりましたって、 見たくなくなっちゃうんですよ、スケールが小さいから」と指摘する。
続けて、「誰も彼もポッドキャストできるじゃないですか。YouTubeもそうですけど。ラジオってある程度スタッフもいて、作家さんもいて、 一応媒体として成り立ってんですよ。ただ”iPhone で録音できるからポッドキャストを聞けって、 何それ?”って言いたくなっちゃう」と斬った。
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■論調はエスカレート
ゲストの古坂大魔王も概ね同調すると、デーブは「ゲストとして出るのもつまらない。行っても何もないんですよ。ニッポン放送とか文化放送に行くと、チョコパイとかいろいろ置いてあるわ」と指摘。
さらに「長年やっている放送局がちゃんとなってるっていうこと。ニッポン放送に行くたびに感動しますよ、レンガを見て。歴史とか技術者を何十年もやってるおじさんもいたりしてね。交通情報とか全部繋がっているじゃない。警察にも記者クラブも入ってるし。なにがポッドキャストだよ」と切る。
かなりの剣幕に、アシスタントの新井麻希は「番組の意見ではありません」と断りを入れていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)