「一番目立ちたかった！」　平岡祐太の暴走に本仮屋ユイカ＆藤田玲が爆笑

■平岡、妄想で暴走！？

──やっぱり片恋グルメ日記といえば、ハイテンションな「妄想シーン」が印象的ですね。

本仮屋「一番いい、熱いところだけ取り出すのが妄想シーンの醍醐味。物語のクライマックスだけをやっているので、前後のストーリーをきちんと作らないと盛り上がれない。相手が平岡さんだからできた部分があって…。初共演は高校時代で、まさに幼馴染みたいな人だから、大抵のことは恥ずかしくないし、甘えられるし。言いたいことも言えるので、今回も不安はなかったです。しかも妄想は、平岡さんの力が入ったブロックですので、面白かったですね」

平岡「したいこと、もっとありましたけどね！」

本仮屋「（妄想シーンの撮影時に）『俺はずぶ濡れで入ってきたいんだよ！』って言い出したことがあって、みんなで『やめてください！』って（笑）。このあとのシーンもあるんです、と言われても『じゃあ脱ごうか』って…みんなに『脱がなくていいです！』って止められてましたね」

平岡「僕の情熱が伝わらなかったですね…。八角さんとしてギャップを見せたいので、やっていて一番楽しかったです」

本仮屋「ちなみに、どの妄想が好きですか？」

平岡「ビリヤニ（4話）は面白かったですよ。『あ、こんな表情するんだ』って、本仮屋さんの表情がすごい面白かった。本当は一番目立ちたかったんですけど、本仮屋さんに全部持っていかれちゃったな」

本仮屋「そういうカメラの動きでしたんで、すみません（笑）。でも平岡さんが引き出したんですよ、あの顔を」

平岡「悔しいな、あそこの本仮屋さんは面白かったから悔しいなー！」

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■お風呂で…おばけ？

──（笑）。そんな最新作でも妄想シーンは見どころというわけですね。プライベートで妄想したりするんですか？

平岡「今朝お風呂に入っている時、後ろにおばけがいるんじゃないかって思って、めちゃくちゃ怖かった」

藤田「めちゃくちゃ怖いやつじゃないですか（笑）　まあ、僕たちは『妄想するのが仕事』みたいなところありますから」

平岡「台本を読んでいる時も、基本妄想しながら読んでますね」

藤田「自分が（台本を）読んだときの妄想と、現場入った時の画が全く乖離していると、ちょっとびっくりしますよね。『これ全然違うやつや！』って」

本仮屋「私は学生さんとか見てると、妄想しちゃう。手作りのお守りがあったら、部活のマネージャーからもらったのかな…とか、片思いしてるのかなとか。働いているビジネスマンにも、めっちゃパソコン打って大変だな、そっか月末か頑張れ！　みたいな」

藤田「妄想のセンスがお母さんみたい（笑）」

平岡「…なんか、『おばけが怖い』って、僕だけ子供のような妄想だな。『女性の幽霊』ぐらいにしてください。人の形じゃなさそうじゃん、おばけって」

藤田「こういう、丸い…（両手を前に出しながら）」

平岡「そんなメルヘンなことは妄想してないから！　女性で、すごく長い髪で…」

藤田「いわゆる“お風呂に出てきそうなやつ”ですね（笑）」