ヤクルト1000だけじゃない「快眠法」 寝る前にやりがちな”アレ”がNGだった
ヤクルト1000ブームで「睡眠」に注目が集まっている。専門家に快眠の秘訣を聞いてみると…。
■頭も体も疲れさせる
前出の日比さんは、深く眠るためには疲れることが大切だと話す。
「体が疲れるようにするんです。仕事後はパソコンで作業をして頭が疲れて興奮状態になっているので、帰りにジムに寄ったり、ヨガをやるなど、定期的に運動をするのがいいでしょう。ただ、寝る直前に筋トレをするのはよくありません。自律神経の作用によって、仕事や勉強、運動などで集中する緊張状態のときには、睡眠はオフになり目がさえてしまうんです。もともと人間も動物ですから、緊張状態のときは寝てはいけないと思って胃腸の動きを抑え、筋肉を硬直させて戦う状態になります」(前出・日比さん)。
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■NGな習慣とは…
とはいえ、運動はちょっと…という人もいるだろう。「あの習慣」をやめるだけでも睡眠の質が改善する可能性が。
「寝る前にスマホをいじったり、You Tubeで動画を見るのを控えましょう。仕事や学校のことを考えたり、刺激の強い動画を見るといろいろなことを気にしながら眠るため、何かに追われる感覚になってしまいます。布団に入ったら余計なことは考えず、『今日もいい1日だった』と思って眠るようにしたほうがいいでしょう」(前出・日比さん)。
案外ちょっとしたことを変えるだけでも、「快眠」につながるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/頭痛セラピー協会代表・日比大介さん)