天ぷらは揚げたて、中身は刺身 「レア天丼」のウマさに衝撃走る…
外はサクサク、中は半生の「レア」な天丼が食べられるお店に行ってみると…。
■マグロの天ぷらを食べてみると…
まずはマグロからいただく。衣はサクッとしているが、中は刺身状態。だからといって冷たいわけではなく、外側は熱々で中はほどよい温かさ。
マグロにはにんにく風味のたれで漬けになっているらしく、脂は控えめながら濃厚だ。「レア」状態なこともあり、刺身というより赤身肉を食べているような感覚になる…。わさびを付けるとツンとくる辛さとよく合う。
卓上には「黒ガリ」という薄めの醤油に漬けられたガリが置いてあり、これがサッパリしていてまたウマい。
関連記事:てんやの新メニュー「初夏天丼」食べてみた かつおの天ぷらより”衝撃的なもの”
■エビに感動
魚介の天ぷらは「レア」だが、野菜はしっかり揚げられておりまったく飽きない。最後にエビをいただく。
個人的にはこのエビに感動した。通常、エビ天はしっかり火が通っているので弾力があるが、このお店のはお刺身で食べるエビそのもの。
1匹丸ごと揚げられており、頭の部分にはなんと味噌も詰まっている。濃厚なエビ味噌とサクサクの衣が堪らない…。今回、普通盛りにしたのだが、ご飯もしっかり盛られていて大食いの記者もお腹一杯になった。
先述した理由から半生の天ぷらは滅多に食べられない。価値としても”レア”な天丼の味を、ぜひ自分の目と舌で確かめてほしい。
【羽田市場食堂 池袋サンシャイン60通り店】
東京都豊島区東池袋1-29-4 1階
・合わせて読みたい→てんやが「素人は味の想像ができない天ぷら」を販売予定 先に試してみた結果…
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)