『世界遺産』で日本一新しい縄文遺跡を2週連続特集 当時の暮らしを紐解く 

10月2日・9日の『世界遺産』は、1年以上かけて撮影された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を特集する。

2022/09/16 17:00



■「縄文人の発想力・技術力の高さを感じた」

ディレクターの福士真那氏とプロデューサーの堤慶太氏からコメントが届いた。

福士氏:縄文時代=原始的というイメージを持たれる方が多いと思いますが、その時代の人々は住居の中に炉を作り、土器というキッチン用品も使って調理をしていました。植物を栽培し、肉や魚を食べるという暮らしは現代に生きる私たちと何ら変わらないことに驚きを覚えるかもしれません。


1年の取材を通じ、“自然があってこそ人は暮らせるのだ”という自然の大切さと、縄文人の発想力・技術力の高さを感じました。もし皆さんが縄文時代にタイムスリップしたら、「土器や装飾品作り」「植物の栽培」「狩り」どの分野を得意としていたのか、空想してみても楽しいかもしれません。これを機に、縄文を身近に感じていただけたらうれしいです。

堤氏:学校の教科書で習った縄文人の姿(ずいぶん昔になりますが)が、一変していることに驚きました。とくに、クリの木を自分たちで植えて栽培していたというのは、野生の動植物を狩猟採集していたという従来のイメージを大きく変えるものです。他にも知的な驚きに満ちた「縄文人の姿」を、ぜひご覧ください。


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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ

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