明石家さんまが引退しない理由　若手の妨げとの意見に「なにも考えてない」

■トップ選手が登場

令和になり第4次ブームが起きている女子プロレス。今回は昨今の女子プロレス人気を牽引する3人の現役トップレスラーとレジェンドレスラー・北斗晶がゲスト出演し、ブームの裏側を語っていった。

そのなかで、いま大人気の女子プロレス団体・STARDOM（スターダム）のジュリア選手がさんまとマツコへの相談を口にする。

ジュリア選手は「どの業界にもあると思うんですけど…」と前置きして、「大御所さんと言いますか…ずっと現役でバリバリやられてますと、本来は全盛期を迎えているであろう若手の選手達の妨げになっているんじゃないかと」と吐露。

これにマツコは「さんまさんのことを言ってるの？」と触れると、さんまも「俺のこと言ってるのそれ？」「聞きたいことちゃうやろ、それ。やめろって言うことやろ？」とツッコんでいく。

ジュリア選手は、あくまでも別業界で大御所であるさんまの意見を聞きたいだけだと強調すると、さんまも納得。

「俺は人気がどうのこうのより、1人でも俺を応援してくれる人とかがいる限り、やめんのは失礼やろってことで、いま頑張らせていただいてるんですけど。若手のことなにも考えてない」と本音を漏らす。

北斗は「やっぱりね、（先輩・大御所に）勝てない自分達が悪い」「やってる人達が『もう出番ねぇな』って（大御所らに）思わしてほしいと思う。それだけのいま、この子達（ジュリア選手ら）は魅力があるから」と解説。

さんまも「それはホントにそう思う。俺達の時代やないなって思わせてほしい」と共感を示した。

さんまはお笑いの賞レースを観ていても「大丈夫大丈夫って思って（テレビの電源を）切ってるから」と台頭する若手に危機感を覚えていないと告白。賞レースを楽しむよりも、芸人を品定めする厳しい目で観ていると明かし、「よっしゃ被ってない」と安心していると笑う。

マツコも思わず「厳しいね」と笑ったさんまの本音に視聴者も反応。「さんまさん、ファンのために引退しないって素敵。嬉しい」と喜ぶ声もあった。

（文／Sirabee 編集部・サバマサシ）