新庄剛志監督から清宮幸太郎への指示に中畑清氏が注文 「彼に期待するのは…」
中畑清氏が清宮幸太郎選手に対する新庄剛志監督の采配に異論を…。
12日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、北海道日本ハムファイターズ・新庄剛志監督の清宮幸太郎選手に対する指示に中畑清氏が注文をつけた。
■清宮選手が本塁打を打つも…
プロ野球の春季キャンプを特集したこの日の放送。北海道日本ハムファイターズは韓国チームとの練習試合を行い、清宮幸太郎選手が2塁に走者を置いてライトへホームランを放つ。
ところがベースを回る際、清宮選手に笑顔は見られなかった。番組によると新庄監督は進塁打のサインを出していたとのことだった。
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■新庄監督は「進塁打を打つ気持ちで」
試合後のインタビューで新庄監督が進塁打のサインを出していたことを明かす様子が流れ、「普通ならゴロを打たなければいけない打席でのホームラン」と紹介する。
同監督は「進塁打を打つ気持ちで、今日みたいな感覚でカーンっと打ったら、角度さえつけばホームランになるというコツ、感覚をつかんでもらえたらいい」と怒った様子は見せていなかった。
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■落合氏が解説
司会の関口宏は「進塁打というのはゴロを打つようにするんですか?」と元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏に質問する。
落合氏は「ゴロだけじゃないんです。ライトフライでもいいんです。要はランナーを進めるっていう意図で出すサインなんでね。そういうバッティングをしようと思って打ったら、それはたまたまホームランだった。普段からああいうバッティングをすれば、ホームランの量が増えると思います」と解説。
すると関口は「最高の進塁打はホームランじゃないですか?」と指摘した。
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■中畑氏が采配に注文
中畑氏は「決定。それでいいんですよ。本人(清宮は)ね、すいませんみたいな表情をしたらしいんですよ。でも内心は『やった』ってガッツポーズをしていますよ。演技が身についてきましたね、あいつは」と持論を展開。
そして「もともと彼に期待するのはクリーンナップだと思うんですよ。クリーンナップを打つ選手だったら、進塁打よりも自分で決めに行くんだというぐらいの、バッティングをさせたほうが、私はいいと思いますよ」と新庄監督の采配に注文をつけていた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)