『ぽかぽか』、あの「伝説の番組」との共通点で… ”逆転評価”する声が続出
『ぽかぽか』が始まって1ヶ月経った。ネット上では、あの番組との共通点を指摘する声が多くて…。
1月9日から、バラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)が放送中だ。スタートから1ヶ月経ち、業界内でも評価する声が急増。
同番組は、あの「伝説の番組」にも共通する強みがあるようで…。
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■スタジオに観客を入れるスタイル
『ぽかぽか』は、ハライチの澤部佑と岩井勇気、フリーアナウンサーの神田愛花の3人がMCを務めるバラエティ番組。平日の11時45分から14時45分までの3時間に渡って放送されている。
日替わりでゲストを迎えてトークを繰り広げたり、スタジオに観客を入れての生放送スタイルが特徴だ。番組開始当初はネット上で一部批判的な声も見受けられたが、放送から1ヶ月経ち、「おもしろい」と評価する声が増えている。
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■「伝説の番組」に似た演出
あるテレビ局関係者は、業界内では「伝説の番組」との共通点を指摘する声が多いという。
「1982年から2014年まで放送された『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)を彷彿とさせる演出が多いんです。テーマ曲が流れてMCが登場するオープニングや観客の姿がたびたび映る様子、MCが観客に向かって話を振るといった手法が見受けられます。じつはフジテレビがこの放送枠で観客を入れた”いいともスタイル”を取るのは、2015年の『バイキング!』以来8年ぶりなんですよ」(テレビ局関係者)。
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■『ぽかぽか』の強みとは…
『ぽかぽか』は、『いいとも!』にも共通する強みを持っているという。
「ゲストやMC、観客が一体となって番組を盛り上げる雰囲気があると思います。ゲストがお題を考えて狙った数値を出す『たぶん自分が一番ランキング』や、ゲストが翌日出演するゲストの『○○っぽいところ』を紹介するなど、出演者全員が積極的に企画に参加し、それを見た観客の反応が伝わってきます。ここ数年はコロナ禍で、出演者同士リモートでつなぐ方式が取られるなど、人と人の直接的なつながりが希薄になっていたので、改めてこのスタイルの良さを実感しますよ」(前出・テレビ局関係者)。
かつての人気番組の温かい空気が受け継がれているといっても過言ではない。
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■ネット上でも絶賛の声
ネット上でも、「ぽかぽか、気楽で好きかも。いいとも思い出す」「曜日対抗いいとも選手権を復活させてほしい」「いつかタモさんも呼んだら盛り上がりそう」「ぽかぽか、令和のいいともと呼んでもいいのでは」など、『ぽかぽか』の演出を絶賛する声が多数あがっている。
『いいとも!』は40年に渡って放送され、多くの人に愛される番組になった。『ぽかぽか』は、それを超える最高の番組になるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)