『スッキリ』終了で囁かれる評判 加藤浩次の「ある行動」に関係者も驚き…
31日、朝の情報番組『スッキリ』が終了する。同番組は17年間で様々な功績を残し、業界内でも評価されているようだ。
31日、17年間放送されてきた朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)が終了する。同番組はエンタメ路線に力を入れ、視聴者からも支持されてきた。
業界内では、「攻めの姿勢」を評価する声があがっていて…。
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■早くから「女性目線」を重視
『スッキリ』は2006年に放送スタート。総合司会を極楽とんぼ・加藤浩次が務め、政治や事件はもちろん、話題の映画や音楽なども特集する情報番組だ。
ある制作会社関係者は、同番組が多くの人に支持されたのは「女性目線」を重視したことが大きいと指摘する。
「サブ司会で近藤春菜さん、曜日別コメンテーターとして、松嶋尚美さんやはあちゅうさん、青木愛さんといった女性陣を起用しました。女性の悩みを扱うコーナーや女性への街頭インタビューなど、女性市場をいち早く開拓していたと思います」(制作会社関係者)。
朝の情報番組の主要視聴者となる層をしっかり掴んだと言える。
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■加藤のスタンス
「女性目線」を重視すると同時に、エンタメコーナーに力を入れてきた。芸能情報を扱う際の加藤には、ある特徴が…。
「身内の問題を変に誤魔化したり、逃げない姿勢を貫き続けましたね。2006年に番組が始まって3ヶ月経った頃、加藤さんの相方である山本圭壱さんが淫行騒動で吉本興業から専属マネジメント契約を解除されました。この件に対して、加藤さんは涙を流しながら謝罪し、『すごく腹が立つし、情けない』と山本さんを批判したんです。また、2019年の宮迫博之さんらの“闇営業問題”でも、加藤さんは『このままの体制が続くならこの会社(吉本興業)をやめる』と自分の所属する事務所のことを厳しく追求しました。そうした加藤さんのスタンスを評価する声が多かったんですよ」(前出・制作会社関係者)。
常に、視聴者と同じ目線であり続けようとする加藤の姿に心を打たれた人も多いのではないか。
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■コロナ禍での対応も高評価
2020年のコロナ感染拡大直後の対応も、他の番組とは異なるものがあったという。前出の制作会社関係者が語る。
「他の情報番組はコロナ関連の話題に重点を置く中、『スッキリ』は得意のエンタメ路線をさらに強化していた印象です。スタジオでの生ライブや金曜日の『天の声コーナー』に旬の俳優や人気芸人の起用を増やしていました。コロナ禍で朝から気分が沈まないよう、少しでも明るい話題を提供しようとしていたのではないでしょうか」(前出・制作会社関係者)。
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■ネット上では惜しむ声続出
17年で様々な功績を残してきた『スッキリ』。番組終了まで後2日となり、視聴者も寂しい気分に陥っているようだ。
ネット上では、「他番組に浮気することなくずっとスッキリだったから、終わるのホント悲しい」「小学生の時から見てた番組が終わるって感慨深い」「スッキリが終わるなんてまだ信じられない」「これから朝は何見ればいいんや…」など、惜しむ声が続出。
31日は、加藤をはじめとする出演者、視聴者の誰もが“スッキリ”した気分で有終の美を飾ることを期待したい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)