サントリー天然水、20年ぶりリニューアルで… ゴミ捨て時の「あの問題」を解決
サントリー天然水が6分の1に折りたためるようになった。どれくらい変化したのか、検証してみると…。
老若男女問わず、多くの人に愛されているサントリーのミネラルウォーター「サントリー天然水」。先日、同商品の容器が20年ぶりにリニューアルされた。
リニューアルによって、ゴミ捨て時の「ある問題」が解決されて…。
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■6分の1サイズに折りたためる
今回生まれ変わったのは「サントリー天然水」の2リットルタイプ。5日、サントリー食品インターナショナルが発表した内容によると、空のボトルを元の大きさの約6分の1サイズまでコンパクトに折りたためるようになったとのこと。
これまで、同商品の500ミリリットルサイズは手で簡単に潰せたが、2リットルサイズは潰すのに少々力が必要だった。
リニューアルによって、以前より手軽にたためるようになったのだ。最近、サントリーのテレビCMで、布袋寅泰と芦田愛菜がたたみ方をレクチャーしているので、ご存知の人もいることだろう。
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■実際に折りたたんでみると…
20年ぶりに生まれ変わった「サントリー天然水」はどれくらい捨てやすくなったのか。実際に確かめることにした。
リニューアルされた同商品のラベルには、空容器のたたみ方が記載されている。まず、ボトル中央に指をかけ、右にずらして押しつぶす。
次に、ボトル底部を上部に向かって押し込む。底部をぎゅっと押しつぶし平らにし、最後にペットボトル上部を手前に折り曲げる。
予想以上にコンパクトになって驚く。しかも、一連の動作にほとんど力がいらない。これなら、女性や子供でも簡単にできるだろう。
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■リニューアル前のものと比較
リニューアル前のものとも比べてみよう。こちらもたためないことはないが、男性の記者でもかなり力を入れる必要がある。左がリニューアル後、右がリニューアル前だ。
リニューアル後のものはペットボトル上部を手前に折り曲げられるのに対し、リニューアル前はうまく曲げられないため、形状が安定しない。
記者は日頃「サントリー天然水」を愛飲し、2リットルサイズを買うことも多いのだが、これまでは小さくまとまらず、ゴミ袋に入れる際スペースをくうのが気になっていた。今回のリニューアルでそうした問題も解決されそうだ。
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■20年ぶりに変えた理由は…
今回の容器のリニューアルは20年ぶりということだが、なぜこのタイミングで変えたのか。サントリー食品インターナショナルに問い合わせた。
同社の担当者は、「以前から、2リットルペットボトル全般に対して、『つぶしにくい』『つぶしても元にもどってしまう』『かさばる』といった声がありました。今やミネラルウォーターは生活に欠かせないインフラ的存在となっております。その中でも、とりわけお客様との接点が多い『サントリー天然水』ブランドで、お客様の利便性の向上を図りたいと考え、新容器を開発しました」と、経緯について説明する。
店頭に並ぶ「サントリー天然水」の2リットルサイズは、4月上旬以降順次、リニューアルしたものに切り替わっているとのこと。4月下旬になり、多くの店舗で「新タイプ」の商品が並んでいることだろう。
ぜひ、ゴミ捨て時の「新感覚」を体感してほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)