中森明菜・松田聖子、「不仲説」も流れた本当の関係 テレビに映らないところでは…
80年代、人気を二分した中森明菜と松田聖子。たびたび「不仲説」が流れた2人の関係は…。
4月28日から、中森明菜を描いた映画『中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版』が公開されている。同作は、1989年に開催された中森の野外ライブの映像を最新の技術で修復したもの。
80年代、中森と共に絶大な人気を誇ったのが松田聖子だ。2人には「不仲説」が囁かれたが、本当の関係はというと…。
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■80年代を代表するアイドル
80年代は女性アイドル全盛期で、多くのスターが誕生した。松田は80年、中森は82年にデビュー。
あるテレビ局関係者は、2人にはそれぞれ違った魅力があると話す。「松田さんがキュートで伸びのある高音で少女らしい世界観を表現したのに対し、中森さんはクールで声量のある低音で自分の信念を訴えかけていた印象です。当時、『聖子派、明菜派』と人気を二分しました」(テレビ局関係者)。
昭和、平成、令和と時代が移り変わっても、2人の功績は語り継がれている。
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■「不仲説」が浮上
ただ、ネット上で2人の名前を検索すると、「不仲」「険悪」など穏やかではないワードが見受けられる。松田と中森にはたびたび「不仲説」が浮上した。
前出のテレビ局関係者は、「松田さんと中森さんの立ち位置を離れさせたり、スタジオの入り時間をずらすなど、テレビ局側が気を遣うこともあったそうです。当時、一部のマスコミで不仲説を報じられたことで、周りが過剰に反応してしまったのでしょう」と振り返る。
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■「大の聖子ファンだった」
あるレコード会社関係者は、「不仲説」を否定する。
「もともと、中森さんは松田さんのレコードを全部持っていたり、発売当日に地元のレコードショップの先頭に並ぶなど、大の“聖子ファン”です。デビューしてからも、松田さんのことを一人の歌手として尊敬していました。松田さんのほうも、中森さんの活躍を見ていい刺激を受けていたみたいですよ」(レコード会社関係者)。
バラエティ番組で共演した際も、「不仲」とは程遠い姿を見せていて…。「一緒にボーリングをする企画では、終始楽しそうに話していました。カメラが回らないところでも、はしゃいでいて、仲のいいクラスメイトみたいだったといいます」(前出・レコード会社関係者)。
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■中森の復帰後に…
中森は1989年から1年ほど芸能活動を休止したことがあった。復帰後、歌番組で共演した際にこんな場面もあったようで…。
「中森さんが歌い終えた後、松田さんのほうから声をかけて駆け寄り、抱き合っていました。もう一度、歌手として再始動した中森さんへのエールだったのではないでしょうか」(前出・レコード会社関係者)。
昨年デビュー40周年を迎えツイッターアカウントを開設するなど、今後の活動に期待がかかる中森。いつか、松田と2人並んで笑顔を見せる日が来るに違いない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)