ビートたけし、好きな将棋棋士を告白 藤井聡太竜王名人と対局も希望
ビートたけしが好きな将棋棋士を告白。4枚落ちで藤井聡太竜王名人との対局を希望。
13日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが好きな将棋棋士を告白。また、藤井聡太竜王名人との対局も熱望した。
■藤井竜王名人の8冠はある?
現在将棋界のタイトル8つのうち、7冠を保持する藤井竜王・名人の「8冠の可能性」をスタジオでトークした今回の『TVタックル』。
ゲスト出演した中村太地八段は「将棋の棋士は訓練されて何十年も将棋をやっていると、考えないで良い手が指せるようになってくる。直感でなんとなく急所に絞り込める。その感覚が優れていれば優れているほど、強い」と語った。
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■たけしが好きな将棋棋士を語る
話を聞いたたけしは「俺、加藤一二三さんが好きで。あの人はおもしろいよね。(将棋盤の)反対方に回っちゃって、肩を組んで見たりするんだよ」と話す。
さらに「こっちで対局をしていて、相手がこうやったら(考えていたら)、どれどれって一緒に相手の位置に行って考えて、『これはあれだね』ってガンガン言うんだよ」と笑う。
阿川佐和子から「これはルール違反ではないんですか?」と質問されると中村八段は「ひふみんアイという言葉があって。加藤先生が回られるとプレッシャーがかかります」と話した。
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■コンピュータを壊そうとした
さらに阿川は藤井竜王名人が「小さいころ、負けると盤を抱いて大泣きするくらい負けず嫌いだったと聞いた」と質問。
すると中村八段は「プロ棋士になる人は負けず嫌いな人が多くて、藤井さんほどではないですけど、私も負けると泣いてしまう。負けず嫌いですね」と説明する。
話を聞いたたけしも「俺はあれだよ、コンピュータのあれを叩き壊そうと思ったことがあるよ。(叩くポーズ)壊してやろうと思った」とコンピュータで将棋を楽しんでいることを示唆した。
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■藤井竜王名人との対局を希望
番組終盤、たけしは「金銀飛車角抜きで、やってみたいな」と藤井竜王名人との対局を希望し、阿川が「え? 話題になりますけど」と驚く。
たけしは駒落ち対局であることを考慮し「みんなで総殴りするような将棋だから、勝てないはずはないんだけど、プロというのはすごいと思うよね」と話していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)