会社を休める「家庭の事情」ランキング　ペットの死で休める？

以前しらべぇでは、「会社を休める病状ランキングTOP12」を紹介した。唐突に体に襲いかかる病状は、予期することが難しい。

しかし、「家庭の事情」で、前日までにある程度想定することが可能であれば、有休を取る対処もできるはず。

有休なら、どんな理由であろうと労働者に与えられた権利である。他者に口出しされる筋合いはないのだが、一筋縄ではいかない現代、上司や同僚が納得してくれる理由を口にしなければ…というプレッシャーにさらされることも。

一方、「家庭の事情」というかなり“ふわっ”とした理由で、急に休む人もいるという。

「家庭の事情」を理由に休める境界線は、どのあたりなのだろうか？　しらべぇ編集部の調査を元にランキング形式で紹介しよう。

■第10位：好きな有名人の悲報（30票）

2009年、マイケル・ジャクソンの死亡を伝えるニュースが流れた翌日、悲しみのあまり、会社を休む人が続出したとか…。

いくら悲しくとも、相手がファンでない限りズル休みとしか思われないようだ。

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■第9位：ほしい商品の発売日（43票）

いち早く手に入れたい気持ちが抑えきれない。それを理由に休むのは、ただのエゴなのかも…。

いい大人なのだから、我慢するか、かなり早めに有休を獲得しておくことをオススメする。

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■第8位：身内・自身の誕生日（79票）

誕生日で会社を休むのは、なかなか難しそうだ。自分へのご褒美は、休む代わりに仕事終わりのディナーで贅沢をしてみてはいかがだろう。

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■第7位：パートナーとの記念日（86票）

誕生日より休める可能性はありそうだが、それでも第7位。パートナーと休日がどうしても合わないのなら、「風邪」を理由にズル休みしたほうが、まだマシなのか…。

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■第6位：ペットの死（150票）

この題材については調査済み。

ペットの死を理由に会社を休む人に賛否…「ありえない」と思う人は23.8％

反対派も休む理由として理解はしてくれているようだが、仕事とは切り離すべきだという意見も。

■第5位：休めると思う事情はない（183票）

日本人らしい回答なのかも…。日本人が働きすぎと言われるゆえんは、こういうメンタリティにあるのかもしれない

■第4位：身内との旅行（195票）

第4位にもなれば、家族旅行は十分「家庭の事情」になりえると言えそうだ。この日ぐらいは仕事のことを忘れて、家族サービスをするといいだろう。

■第3位：身内の晴れ舞台（258票）

娘のピアノ発表会などだろうか？　晴れ舞台などはそうそうない。そのチャンスを仕事で逃すと、家族に嫌われるかもしれないぞ。

■第2位：身内の発熱の看病（342票）

会社を休める病状ランキングでは、発熱が一位になった。このランキングでも発熱に関する項目は上位。

小さい子供の発熱なら、なおさらのことだろう。

■第1位：冠婚葬祭（946票）

「冠婚葬祭で休むなんて…」と休むことを許されないのであれば、パワハラとして訴えてもいいぐらいだろう。

約7割（946票）の人が味方になってくれるのだから、屈してはいけない。

ランキング結果を見る限り、TOP4までが正当な理由として、周囲の理解を得られそう…。

どうしても休みたいのであれば、できるだけ早めに、しっかり有休休暇の申請をしておくことをオススメしたい。

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（取材・文／しらべぇ編集部・ふふふふ）

【調査概要】 方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2016年10月21日～2016年10月24日
対象：全国20代～40代の男女1357名（有効回答数）