各地スーパーに「氷袋ハンター」出現 ネットでは非難する声
レジ袋有料化からまもなく2ヶ月。スーパーでは保冷用氷のポリ袋を奪取する「氷用ポリ袋ハンター」なる人たちが現れているとか…。
最近、ちまたで噂になっている「ポリ袋ハンター」。スーパーマーケットの作業台で無料配布されている半透明ポリ袋を必要以上に持ち帰る人たちのことで、レジ袋有料化以降、急増している。
最近では、保冷用氷のポリ袋を奪取する「氷用ポリ袋ハンター」なる亜種も現れているといい、ネット上を騒がせているとか…。
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■有料の袋と無料の袋
7月1日のレジ袋有料化から1ヶ月半。コンビニやスーパーなどではレジ袋が有料になり、マイバッグ持参派が急増したことは周知のことである。
しかし、魚介類や肉の液漏れを防ぐ前述の半透明ポリ袋は依然無料のまま。お土産用などの小分けビニール袋は有料、生理用品や避妊具などを購入する際に添えられる紙袋は無料と、袋の種類や店舗によっても有料、無料の線引きがまちまちで、完全な理解を得るのにはもう少し時間がかかりそうだ。
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■厚手ポリ袋が人気
そんな中、作業台に設置されているポリ袋を無断で大量に持ち帰る「ポリ袋ハンター」が話題となっており、あるスーパーではレジ袋有料化前と比べて3倍もの量がなくなるようになったとか。
夕方の買い物時、記者が最寄りのスーパーに行ってみると、作業台の付近にはロール式の薄手のポリ袋、さらにはサンマが数匹そのまま入りそうなほど大きめで厚手のポリ袋が無料配布されていた。
厚手のものはかなり枚数が多めに設置されていたが、30分程度店内を回って戻ってくると何と残数はゼロに。店員に尋ねると「レジ袋代わりに持っていってしまわれる方がいるようなんです」とのことだった。