劇場版『エヴァ』ネタバレ問題 なぜか『シティーハンター』再評価に繋がって話題に
SNS上などのネタバレが問題となっている劇場版『シン・エヴァンゲリオン』だが、なぜかその事実が別作品の再評価に直結しているようで…。
8日より、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの最新作であり、新劇場版シリーズの完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(『シン・エヴァ』)が全国の劇場にて公開。
ネット上ではいわゆる「ネタバレ」をめぐり様々な意見が飛び交っているが、何故かこれに併せて再評価を深めた作品も存在するようだ。
■その名は「シティーハンター」
注目を集めているのは、2019年に公開された『シティーハンター』の映画「新宿プライベート・アイズ」である。一見すると全く無関係の両作品だが、8日にツイッターユーザー・みるがうすさんは「エヴァのネタバレ警戒つよいのね」と始まるツイートを投稿。
「一方シティーハンターは『冴羽獠が美女の依頼を受けて香との仲が悪くなって、更に獠が敵に狙われるも、なんやかんやで全部やっつけて、エンディングでポエム言いつつ一枚絵が引いていくなかでGet Wild』と公開初日からネタバレされたのに、誰も文句言わないのすこ」と続けている。
エヴァのネタバレ警戒つよいのね。
一方シティーハンターは
「冴羽獠が美女の依頼を受けて香との仲が悪くなって、更に獠が敵に狙われるも、なんやかんやで全部やっつけて、エンディングでポエム言いつつ一枚絵が引いていくなかでGet Wild」
と公開初日からネタバレされたのに誰も文句言わないのすこ。— みるがうす(🍀) (@milgauss0213) March 8, 2021
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■「様式美」の大切さに反響
原作漫画が『週刊少年ジャンプ』にて1985年から1991年にかけて連載された『シティーハンター』が、28年の時を経てスクリーンに復活するという報せに、不安を抱えていたファンも少なくなかった。
往年の名作が再アニメ化する際は、大多数のファンが望んでいない妙な改変などが目立つケースも多いからである。
しかしいざ公開されてみると、みるがうすさんのツイートにあった通り、思わずファンが「これを観に来た!」と言いたくなるような、「お約束」ともとれる『シティーハンター』の様式美がたっぷり詰まった内容に。
そのためツイッター上では、同映画に対し「ラーメン屋でラーメンを注文したらラーメンが出てきた」という一風変わった評価がつけられることになったが、これは同作に対する最高の賛辞である。
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■ネタバレ以外にも注意点が
『シン・エヴァ』は上映時間が2時間34分とかなりの長丁場となるため、「鑑賞中は尿意との戦いになる」という意見も少なくない。
「尿意」というチープなスリルに身を任せぬよう、鑑賞前は余裕を持ってトイレを済ませておけば、もう何も怖くはないはずだ。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)