有吉弘行、地元・広島愛と平和への思いにじませ視聴者感動 「マジでいいこと言う」
広島出身の有吉弘行が、霊の話題で原爆投下に言及? 視聴者から感動の嵐が。
ピン芸人の有吉弘行が、14日放送の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)にレギュラー出演。地元・広島への愛と平和への思いをにじませる一言が飛び出し、感動する視聴者が続出した。
■未練なく死ぬ人はいない?
番組前半、家の掃除について話していると「本当に綺麗にしたいなら業務用の洗剤がいいのでは」との話題が。有吉が「死体処理の会社の人に(洗剤を)貰うのが一番いいと思う。死体の形の汚れも取るわけじゃん?」と述べると、ここでさらに事故物件の話題へと移る。
かねてから心霊や占いといった非科学的なものを信じないと公言している有吉は、「よくマンションとかでも言うじゃん?『ここ人死んでんですよ』とか…どこだって死んでるわバカ」と厳しくツッコミ。
マツコもこれに同意すると、「アホがさ、また言うのよ。『いや、この世に未練があったんですよ』って。ないヤツいねぇんだよバーカ!」「腹立つわあいつら…」とさらに語気を強めた。
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■「広島なめんな」とヒートアップ
よほど頭に来ているのか、有吉は「『(最期に)あれ持って来て…』とか『水持って来て…』とか、未練あるじゃない誰だって! フルコース食べてから死ぬわけじゃないんだから…フルコース食べたって『お茶持って来て』って言うわ」と声を荒らげる。
「そりゃ未練なく死ぬ人なんてほとんどいないのにさ。「『あの人は未練があったから、ここにちょっと怨念が残ってますね』とか、バカなこと言うな!」などとヒートアップすると、ここで「いい加減なこと言うな。広島なめんなよ」と地元に言及し始める。
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■原爆思わせる発言に感動の嵐
直後に有吉が発したのは、「どれだけ大変な人が未練残したまま死んでんだ」との一言。みなまでは言わなかったが、広島での原爆投下を思わせる発言に、久保田直子アナウンサーは無言で大きくうなずく。
地元への愛と平和への思いがにじんだこの発言に、視聴者は胸を打たれた模様。SNSには「有吉、マジでいいこと言う」「ちゃんと広島の歴史を大事にしているのが垣間見えて、嬉しかった」「有吉氏の言葉。重いな。サラッと流したのもすごいと思う」など感動的なコメントが続出している。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)