ブロッコリーを切って黒かったら病気? 食べても大丈夫か聞いてみた
「身体への影響という点についてはわかりかねるが、実際に食べたらあまりおいしくなかった」と代表。
冬が旬のブロッコリーだが、今では産地を変えて全国で生産され、年間を通して流通している。
農林水産省によると、2019年の全国出荷量は約15万3千トンで、都道府県別では第1位は北海道の2万5600トン、第2位が愛知県1万4600トンと続く。いまネット上では、そんなブロッコリーの豆知識が話題に。
■黒かったら「交換されることをオススメ」
石川県の農業法人安井ファームは、公式ツイッターに「ブロッコリーを切って黒かったら、『組織内べと病』というステータス異常。お買い上げいただいたお店へ持ち込みのうえ、交換されることをオススメします」と投稿。
同法人安井代表は、しらべぇ編集部の取材に対して「身体への影響という点については分かりかねるが、実際に食べたらあまりおいしくなかった」と話す。
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■少しへこんで見える
また、組織内べと病のブロッコリーは、上から見た場合に少しへこんでいるように見えるという。ただし、「生産者などもチェックしているので、店頭では頻繁に見かけるものではない」と語った。
「ブロッコリーべと病」の病原菌は、糸状菌(かび)で、春と秋の気温が低いとき(7℃~13℃)に降雨が続くと発生しやすくなる。春や秋など昼夜の気温格差が高い気象条件では、葉に結露を生じ発生や伝染が助長される。