仙台空港近くの火災で消防10台が出動 目撃者は「中に重機が数台入っている」
現場となった「空港リサイクルセンター」では、東北最大級の処理能力を誇る破砕施設を保有しているという。
3日午前8時前、宮城県岩沼市下野郷中野馬場にある「イーストコア 空港リサイクルセンター」で火災が発生。現場は仙台空港近くで、黒煙が高く舞い上がったため、周辺が一時騒然とした。
■消防10台が出動
あぶくま消防本部によると、午前7時50分頃に「工場内から煙があがっている」との119番通報が入った。消防車両10台(うち救急車1台)が出動し、消化活動にあたっている。
なお、午前11時現在けが人の情報は入っていない。現場周辺には、工場や物流センター、事務所などが立ち並ぶ。
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■火の勢いが増すことが心配
目撃者の高橋さんは、しらべぇ編集部の取材に対して「中に重機が数台入っており、火の勢いが増すことが懸念される」と話す。火災現場については「プラスチックや紙を破砕したものが多い建物だったと思う」と語った。
さらに、「風がないため、においは垂直にあがっていると思うが、2キロ近く離れた場所からも焦げ付いたにおいが感じられた」と述べた。