“ブラックモード”に変化したイカが超カッコいい 撮影者は「興奮すると黒くなる」
撮影者は「展示状況が変わりやすい生きものなので、いつでも見られる保証はない」と語った。
ゆっくりと時間をかけて体の色を変えるカメレオンやカレイがいる一方で、イカは瞬間的に体色を変えることができる。そんな黒く変化したイカがSNS上で話題を呼んでいる。
■色素胞を持つ
全国いか加工業協同組合によると、イカの皮膚には個々に黒褐色や赤色、黄色などの色素を含んでいる色素胞があり、それらはいずれも四方八方から細い筋繊維でつられているという。
つっている筋肉が収縮すると色素胞は広がり、反対にゆるむと小さな点となって色が見えなくなる。体色の変化はカムフラージュや威嚇にも用いるが、好物の餌を狙うときや異性に対する誇示など、内部からの感情を現す場合もあるそうだ。
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■年に100回ほど訪問
撮影者の銀鏡つかささんは、すでに全国71水族館を訪問済みで、多いときだと年に100回ほど足を運び撮影を行っている。今回は、城崎マリンワールド(兵庫県豊岡市)とマリンピア日本海(新潟県新潟市)での撮影写真を投稿。
「アオリイカの展示自体が容易ではなく、寿命も1年しかない。その中でこのように興奮して黒い姿になる瞬間を見られるのは、私の体感だとそこまで多くはない」と話す。