ビートたけし、最年少五冠達成の藤井聡太竜王を絶賛 「脳の活性化スピードが違う」
『Nキャス』ビートたけしが史上最年少の五冠を達成した藤井聡太竜王を絶賛。プロ棋士たちのすごさを語った。
12日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。同日、第71期ALSOK杯王将7番勝負の第4局に勝利し、最年少の王将と五冠を達成した藤井聡太竜王を称賛した。
■史上初づくしの五冠
藤井竜王は、渡辺明王将に4連勝で勝利。史上4人目となる5冠を達成した。5冠最年少記録は羽生善治九段の22歳10カ月だったが、藤井竜王は19歳6カ月で、3歳以上更新。最年少・初めての10代五冠と史上初づくしの記録となった。
現在8つあるタイトルのうち、5つのタイトルを獲得した藤井竜王。これまで誰も達成したことのない八冠も見られるかもしれない。
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■藤井竜王を大絶賛
たけしはこのニュースに対し、「詰んだ状態を10手以上前の局面から投了するのもすごい」と渡辺王将も称賛し、「あれがおれだったら絶対負けるもんね。相撲よりアマチュアとプロの差があるかも分からないね」と語った。
4連勝で最年少記録を打ち立てた藤井竜王を「すごいね。頭の回転の問題なのかな。アスリートみたい。脳自体の活性化のスピードが違うのかも分からないね」と絶賛した。
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■加藤一二三九段との思い出を語る
ひふみんこと加藤一二三九段と対局をしたことがあると明かしつつ、「(加藤九段が)飛車角金銀なしで、自分が負けそうになった。向こうは全然動けないのに、桂馬で上がってきて。いつの間にか角を取られそうになった」と思い出を笑いながら語った。
破竹の勢いで最年少記録を打ち立て続ける藤井竜王。これからも彼の活躍から目が離せない。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)