日ハム・新庄剛志監督、開幕戦について「遊びます」と斜め上の作戦を明かす

プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が22日、東京・汐留のコンラッド東京で開催された「株式会社META ALL-STARS設立記念発表会」に登場。

あと3日と迫ったプロ野球開幕戦（福岡ソフトバンクホークス戦）について「開幕戦だと思っていない…なので遊びます！」と新庄節を炸裂させた。新手の陽動作戦か、ただの本音か…。

■新庄監督の「NFT」商品リリース

写真やイラストなど、これまでインターネット上でいくらでも複製できたデジタルデータを、いわば“唯一無二”と証明を行うことで作品価値を向上させ、オンリーワンの商品にさせる「NFT」（非代替性トークン）の技術。2月、女優・広瀬すずがリリースした写真集において、同作未掲載写真をNFT化した画像データとして販売し話題になった。

同社は、アスリートにフォーカスしたNFTマーケットプレイス、および販売プラットフォームの展開を進めており、この日から新庄監督の写真や語録などをNFT商品化するプロジェクトをスタートさせた。

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■1枚1,000万円…

発表会の壇上では、世界的写真家のレスリー・キー氏が新庄監督を生撮影するという破天荒なパフォーマンスが繰り広げられ、その場で写真をセレクトした後、世界で唯一の写真作品として即データの販売が開始に。

写真セレクト時は「新庄サン、この写真すごくかっこいい！」とキー氏がハイテンションで勧めるも、「うーん、ノー！　こっちはOK!」と独特なセンスを放つ新庄監督。

2人の熱い思いがぶつかり「僕はコレを残すべきと思いますよ！　絶対かっこいい！」（キー氏）「ああぁ、これはいかにもな僕だからなぁ…」（新庄監督）と議論になると、「記者のみなさん、どっちの写真がいいと思いますか？　手を挙げて！　（記者陣がそれぞれ手を挙げ）…やっぱこっちかぁ」と、マスコミ陣を完璧に巻き込む高いカリスマ性を見せていた。

完成した写真のうち1枚はなんと販売価格1,000万円。残り2枚は100万円から始まるオークションにかけられる予定だ。世界中のセレブ、芸能人を撮影してきた敏腕カメラマンと、いま日本で最も注目されるアスリートのコラボ…さすがの値付けである。