Adoが「陰キャ」人気までも獲得する理由 サブカル性と自虐性に注目
実力派のボーカル力と自虐性やサブカル性を共存させる令和の歌姫Ado。SNSで人気を獲得する理由を考察する。
映画『ONE PIECE FILM RED』の主題歌や、歌姫・ウタの歌唱パートを担当することが話題になっているAdo。一方、ネット上でいわゆる「陰キャ」人気を高めている。
■Adoとツイッター
超メジャーな仕事の一方で、いわゆる「陰キャ」人気を非常に高めていることはあまり知られていない。
昨今のAdoのいわゆる「陰キャ」人気の秘密とは、AdoのSNS系メディアの使いかたにある。まずはツイッター。非常に自由な使いかたをしているのが特徴だ。
先日には、ツイッターアカウント名を「芋けんぴ」に変え、アイコンも芋けんぴの画像にしてフォロワーを混乱させた。現在も、ツイッターユーザー名は、Ado (@ado1024imokenp)と、「芋けんぴ」が残っている。さらに、頻繁にリプライも行っている。
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■Adoとサブカルメディア
AdoのSNS系メディアの使いかたは、 さらに活発的である。未だはっきりとした顔出しをしないことも特徴だが、生配信を比較的よく行っている。YouTubeでは、Adoの生配信「切り抜き」編集動画が人気となっており、また最近は、ニコニコ動画への投稿すらも行っている。
Adoは、かいりきベアによるニコニコ動画の人気ボカロ曲『ダーリンダンス』のいわゆる「歌ってみた」を行っているのだ。Ado本人のやりたいことをやっていると思われ、非常にコアなサブカル活動といえるだろう。