ある企業の「機密データの隠し方」が天才すぎると話題　冷蔵庫の中をよく見ると…

「木を隠すなら森の中」という言葉があるが、「森の中」以上に見つかりっこない、絶好の隠し場所というものが存在する。ツイッター上では現在、とある企業で見つかった「異次元のカモフラージュ」が話題となっているのをご存知だろうか。

【話題のツイート】これ、どういうシチュエーションなんだ…

■この企業、過去にはこんな前科が…

注目を集めているのは、株式会社いわさきのアカウントが投稿した1件のツイート。

午前8時ごろに投稿されたこちらのツイートには、職場のデスク上の光景が収められた写真が添えられており、ノートPCの手間にはなぜか納豆ご飯が…。

「職場で納豆ご飯を食べる」というのは狂気の沙汰以外の何物でもないが、同社は食品サンプル業界のトップを牽引する企業。過去にも「社内の至る所にぶち撒けられた生卵」や「キーボードに大量付着したカレーライス」というオフィスワーカーにとって悪夢のような光景を多数投稿していたのだが、これらは本物と見紛う完成度を誇る、同社の高い技術力があってこそだ。

過去に何度も騙された経験があったため「今回は騙されないぞ」と警戒していた記者だが、件のツイートには「また朝からパソコンの前で納豆ご飯食べる真似してる〜！ と思われたあなた。これは単なる納豆ご飯ではないのです」と、意味深な文章が綴られていることに気付く。

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■やはりいわさき、ノリノリである

続く一文では「まさかのご飯の下に、秘密の隠し場所がっ！！」という、衝撃的なネタばらしが。

そう、こちらの納豆ご飯は確かに食品サンプルなのだが、なんと納豆ご飯の下にはSDカードとUSBメモリが隠されていた…という衝撃の事実が判明したのだ。

産業スパイが機密文書を探る際は、鍵のかかったデスクや、金庫に当たりをつけると相場が決まっているため「納豆ご飯の中に文書を隠す」というのは盲点にして最高峰のカモフラージュ。特に記者のように納豆が苦手なスパイであった場合、そもそも「納豆ご飯に近づく」という選択肢すら生まれないはず。

いわさきはさらに「まさかこんなところに貴重品が隠されているとは、思うまい…」という一文を綴り、件の納豆ご飯を冷蔵庫に保管している写真までアップするなど、この企業、完全にノリノリである。

とは言え同社は、どのような経緯でこうしたぶっ飛んだアイテムを製作したのだろうか。いわさきの販売促進部に詳しい話を尋ねたところ、意外（？）にも感動的なエピソードが明らかになったのだ。